データベースに関連するプログラムなら普通についている機能ですが、KsDBMS 3 ではより効率性、保安性が高く作られています。
また、通常のフォームにない、文字入力の可能なセレクトフィールドのコンボボックス、日付入力の手間を減らせるカレンダー付きの日付フィールド、ワープロのようなウィジウィグ・フィールド(詳細はこちら)、ファイルの効率的な管理を行えるディレクトリ・フィールドなどの独自のフォームを用意しています。
入力されたデータがデータベースが想定している形式と異なる場合がよくあります。一般的なシステムではエラーを表示し、再入力を要求します。KsDBMS では、まずは変換を行います。例えば、メールアドレスで全角が入力された場合は半角にし、形式が正しければ受け入れます(hoge@example.co.jp の場合 hoge@example.co.jp)。
なお、KsDBMSでは、予めチェックする書式は多く用意されています。メールアドレスはもちろん、HTMLの構文チェックまで備えています。
想定外や間違った値を警告するエラー表示機能はシステムの基本です。KsDBMS 3 ではそれのさらに一歩上の適正値チェックという機能を取り入れました。
これは、想定内で、間違ってもいないが、常識的におかしくは無いかをチェックします。例えば、価格欄で適正値を1万円以上、10万円以下としておくことで、桁を間違え1千円と入力してしまった場合、警告を発します。
尚、エラーは必ず修正しなければならないのに対して、適正値は確認後そのまま登録することも可能です。
予め指定された1項目のみ、リスト上からクリックで編集することができます。KsDBMS ではこのことを状態の変更と呼んでおり、判子のようなマークで表しています。
削除機能では、Windows やメールソフトなどでは一般的なゴミ箱機能を搭載しています。削除するとゴミ箱に移動し、元に戻すことも可能です。これによって誤ってデータを削除することを防げます。
あるようでなかなか無いデータのコピー機能。KsDBMS 3 では画像などのアップロードしたファイルも含め、データを簡単にコピーすることが可能です。
また、データをドラッグ&ドロップすることで視覚的に簡単に順序を入れ替えることが可能です。
KsDBMS 3 では、標準でデータの並べ替えと検索をサポートしています。ソート項目や降順、昇順の切り替えなどスムーズに行うことができます。
検索では、文字列のOR検索、AND検索、数値や日付の範囲内検索などもサポート。さらに複数の項目で絞り込むことも可能です。
従来、階層型のデータベースは複数の管理画面を組み合わせることが一般的でしたが、KsDBMS 3 では、一つの管理画面でシームレスに管理することが可能となっています。
また、データを他の階層に移すことも簡単です。移動先はツリー構造のダイアログウィンドウがサポートします。
作業内容、登録内容などログとして保存することが可能です。ログは指定期間だけ保存され、自動的に削除されるので、データが肥大しすぎる心配もありません。
これまでに挙げた機能はもちろん、多くの機能はシステムに応じてオフにすることや管理人やユーザー毎に切り替えることも可能可能です。
例えば、アルバイトにはデータをゴミ箱に入れることはできても、削除は社員でなくてはできないような制限や、一般公開の前に担当者が内容を確認する機構を組み入れることできます。